2013年05月21日

時間遡行――タイム・パラドックスか、平行世界か――

公式(?…一応、タイトーさん自身が宣伝してるから公式でいいんだろうな、たぶん)CDネタ書こうかと思ったんですが、まだそれぞれ一回づつ、しかも、夫と爆笑しながら聞いただけなんで、ネタはいっぱい聞き逃しているので。いずれインターバル的に感想文でも……。ベテラン声優陣が凄すぎて、笑いをこらえて聞けるにはどれくらいかかるやら。


で、この選んだのはこの話題、なんですが……
…手塚治虫御大の『火の鳥』とか藤子F氏の『ドラえもん』の長編映画、および別個のSF短編(昔のSFマガジン等掲載ものなので、ちとダークです)、オマケくらいでH.G.ウェルズのタイムマシン、程度の記憶が元です。メインが、日本SF業界の黎明の御大方とはいえ、ほぼマンガばっか(^^;
ま、書いてる本人が特殊相対性理論どころか一般相対性理論もちゃんと理解してるとは全くいえませんので……古文は印字なら何とか読めても、三十六計が地味に理解できなかった脳みそなのでorz

でも一応。幕恋ワールドをアホマジメに考えようとすると、たぶんそれなりのポイントだと勝手に思ってます。

……タイム・ボカンシリーズで有名な山本まさゆき大好きで、「大嘘!!新撰組」と何かの新撰組アニメのMAD繰り返しで見てみたり(国産の方の大手動画サイトにどなたかがあげてらっしゃってました〜眼福)、とりあえず幕恋のMADも探してみるよーな人なので。同人誌買いに行かなくてもいいんだ、わーい……っていう……ズレまくってるとはいえ、オタク歴は長いですから…。
…って、タイム・ボカンも過去や未来に行く話だっけ。ヤッターマンの本放送の年=自分の生まれ年、なんで、歌は知ってても見たか、見てても記憶残ってないなのよね…個人的に山さんは地元ドラゴンズの応援歌→個人アルバム→タイムボカンCDだから。

まあ、他にも色々。とにかく、元からSFとファンタジーと歴史は仲が良いのです。学者さんレベルでも「竹取物語は世界最古のSF」とか言っちゃう人がいるくらい。(まぁ、学者さんもある意味、プロレベルに達したオタクっちゃぁオタクだからな…親戚に一人、そんな感じの人がいるとそんな意識)

……ってわけで、今回はほぼそらで書くので、出展元が明示できません……いいんだか、悪いんだか。



空からカエルやイワシが降ってくる理屈(※注※)は解明できても、神隠しや時間遡行はさすがに無理な現代。
主人公のタイム・トラベル現象は、場所が神社なので、言葉としては「神隠し」に該当するかと思います。
この「神隠し」っていうのは、とりあえず、唐突に人がいなくなることで、伝承としては神様やら天狗やらに誘拐されてみたり、マンガなんかでは過去から現代に来た人がそう表現されたり。現実的な解釈としては、誘拐されたとか、口減らしのためにどうこうして村人全員で黙ってたんじゃないか、とか、そんな感じの解釈になります。主人公が現代(=作中の「未来」)に帰らないパターンの場合、ほぼ確実に誘拐・行方不明人扱いが妥当でしょう……数歩間違えると「特別失踪者」扱いかも…?


さて。ちょっとSFやらファンタジーやら入ります。

時間移動の代表的な手段としては、未来へ行くだけなら特殊相対体制理論における浦島効果が、一応、理屈としては現実でも通るんじゃないかなぁ、ということになってるっぽいです。ただし、これは帰ってはこれません。(H.G.ウェルズ(※注2※)の短編『タイムマシン』では19世紀(!)にこの理論の応用で億単位の未来に行った、という話があります。(当時の社会批判が混ざりまくってます…まぁ、そういう時代の小説だから…) これは一応、一度帰ってきてます……また消えてますが。)

『ドラえもん』で主体として使われているのは、ワーム・ホール理論。一応、上記の理論にプラスを加えた理屈、らしいですが…。時間軸へつながる穴(ブラック・ホールに近い)を開けて、四次元と仮称される時間軸航路に入って移動、出口にまた穴を開けて(ホワイト・ホール…でいいと思う…)別の時間へ、というもの。
ちなみに、これは宇宙航行ものワープ理論の設定でも、けっこう使われています。
四次元という時間軸航路に入る、という格好なので、行ったり来たりが可能…ということになっています。
ただし、これには「タイム・パラドックス」という問題がついて回ります。藤子F氏の題材にもよく登場しますが、過去に起こったことの影響は、果たして未来に結果として影響されるのか(遺伝子一個でも問題になるときはなる…)、時間軸移動で影響を与えた結果は分岐点として別の世界として成立するのか、それぞれ、当人および周囲の人々の記憶には残るのか。あるいは時間概念そのものが別の理論でループするような予定表が存在するのか(アカシック・レコード理論)。
ドラえもん場合は、ケース・バイ・ケースで併用。鉄腕アトムや火の鳥はループ現象理論がメインで展開されています。
那須正幹氏の『ズッコケ時間漂流記』では平賀源内に絡んだりして、敢えて影響の無いよう取りはからっている傾向が…。……20巻くらいまでしか読んでないので、その後の那須氏の未来ネタのお話はどういう理論をとっているか、わかりませんが。夢落ちにしちゃった話は読んだ気がする…
短大時代に創作の講演会に教授に連行(違)されたとき、メモ帳にサインいただいちゃったりしたのもあるし(ケース買ってとってありますよ〜大事にしまい込みすぎてたまに行方不明になるけどorz)別の要素からも買いたいんですが……置き場がなぁ…………失礼、余計ごと。


そーしーてー。コレが一番、幕恋には近いと思う。
「過去や未来だと思ったら、実はよく似てる別の空間だった!」…平行世界(パラレル・ワールド)移動理論。
そもそも、ゲーム内で各ユーザーがそれぞれの選択によってパラレル・ワールドを構築している感じになるわけですし。主人公の世界=おそらく私たちの世界、の歴史とは、主人公が出会った人々の状況はかなり違う人がけっこういるので。てか、あの時代に武家サマが独身だったらヤバい、ってな人が皆、独り身…とか身も蓋もないんですが…。
上記の分岐型パラレル・ワールドの他に、複数宇宙または次元が存在する、というのがありまして。(手塚氏の『火の鳥』でちょろっと出てくる…)要は、時間を縦に移動しているのでは無く、別の世界へ横移動している、という感じです。コレだと、過去や未来に影響を与えることは激減します。

分岐型やパラドックス型だと、生まれるべき人が生まれない、いるはずの人がいない、いないはずの人がいる、というかなりの誤差から、歴史そのものが変化することになってしまいます。(どっかの策士さんが、主人公をそうやって利用しようとして…挫折したルートもありましたね(^^;)……まぁ、この辺の問題が引っかかるのもあるんで、幕恋の主人公は歴史に疎くなければならない、という必然性がでてくるんですが。
(仮に私が主人公自身だったら…まず、大久保さんを写真の「ちょびひげの総理大臣!」とか言って、その場でバッサリ斬らてしまうよーなorz)



どの説をとるか、で、主人公さんお帰り後や、未来へ帰らなかった場合の未来、というのはかなり変わってくるはずです……が、そこは個々人の解釈で、って感じでしょうか。




※注※ 空からカエルやイワシが降ってくる理屈
 たまにテレビなんかで見かけます。どこかで竜巻に巻き上げられた生物が一定時間、そのまま空に上げられたまま遠距離移動して、どこかでバサバサっと落ちるんだそうで。解析していくとどこ辺のカエルか、とか、気流の勘定で、おおざっぱにはわかる…らしいです。ただし、結局は風任せなんで「イワシ降下予測」とかは無理っぽい…

※注2※ H.G.ウェルズ
 一応。一番有名な作品は、元祖・足いっぱい火星人の侵略を描いた『宇宙戦争』の作者。19世紀のイギリスの人なのもあって、題材にはよく、労働者階級と資産家階級の話が盛り込まれています。



本気で漢字確認くらいで書いたので、記憶違いあったらゴメンナサイ。
エンディングは「大嘘 新撰組」でお願いします(まてや)。



【史実とフィクションの間の最新記事】
posted by 龍魔幻(りゅーま) at 17:26
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この記事へのコメント
幕恋はまさにパラレルワールドですもんね。
わりと史実部分も創作部分も自由に設定できるので、今のタイムワープものでは主流かも。

ただ、この理論で常々不思議に思ってたのですが・・・
まず、平行過去へ飛びますよね。
そこでなんかかやあって、未来へ帰る。
帰る先の未来は平行過去からの未来であって、元の未来ではない。
そして大抵の場合、過去の世界で自分のしたことのその後の流れを調べたりするわけなんですが。

過去に飛んだ時に平行世界へ行ってしまうなら、未来に飛ぶ時も平行世界へ行っちゃうんじゃね?とか思うわけですよ。
過去に行くときだけランダムって変ですよね。
そして飛んだ先の未来では、過去へ飛ばなかった自分とご対面、となるのが正しいパラレルワールドではないかと。

・・・そういうの読んだことないんですよね。
なんでかなぁ。
JINでも未来に戻るときは連続した未来へ帰り、しかももう一人の自分は同じ運命で過去へと飛ぶ・・・
大沢たかおが過去へ飛ぶのはパラレルを超えた宇宙の定義か!
とか思ったりなんかして(笑)

ごめんなさ〜い!
好き放題書いたかも!
う、うざかったら消してください・・・(笑)
Posted by ふじ at 2013年05月21日 22:05
コメントありがとうございます。でもって、変にSF慣れしちゃってるんで、その考え方に気がつきませんでしたorz
ほとんどのパターンは、ドラえもん長編のあたま10作目くらいまででやってたりするもので。

ツッコミ歓迎ですv

補足させていただきます。

特に突発的な時空転移の場合、行きも帰りも「どこに出るか解らない」ってパターンがありまして。中には、時空移転した瞬間にそれぞれの場所に「自分がいたことになる」とか「戻りすぎて子供時代と被った」とか。

ゲームでは私、最初から順番にやって、ようやっと「晋」ちゃん(違)終盤なんで(次行けるの、明日か明後日かなぁ…)…「帰る」パターンは一人だけしか見てないんですが……アレは「少しだけズレた世界に帰った」か、もしくは、アカシック・レコード・パターン辺りが適用できるかな、とか。

ドラえもんであったパターンだと…
過去にやったことが実現した場所から、結果的に過去に行くパターン、ドラえもん一行が二人づつ存在する状況になる、記憶だけは一行のウチに残ってはいるが過去に行ったことで目の前の人が消えてしまう、とか。
短編集の方だと、複数の「自分」が集合して、未来を取り替える話(パラレルワールド前提)とか、最年少の「自分」の死によって全員がいなくなる(縦時間軸)……時間系列ではないですが、ある日目が覚めたら倫理観がまったく違う場所であたふたして、その感覚になれた頃に、目が覚めたら元の感覚の場所にいたのに気がつかない…とか…… そんな感じのお話もあります。藤子F氏一人でこれくらいのパターンが出尽くしちゃってるので、逆に今、お話作る人は大変だと思うのですが…(手塚治虫氏や松本零士氏すら入れてない…)……これにファンタジーが混ざるパターンだと、ビックリマン辺りは一応の設定上、縦横斜め、移動も干渉も軸ズレもしたりしなかったりだよ、という感じで、シール版、アニメ版でのいくつかの矛盾、複数のコミック版を無理矢理ひっつけてます(^^;………メディア展開のせいでど派手になっちゃっただけ、な感じもありますが一応。

……っていうか「正しい時間軸・平行世界移動」っていう概念、思いつきませんでした…orz 慣れって怖いです。

ツッコミ感謝です。
Posted by りゅーま at 2013年05月21日 22:49
……今気がついた。つまるところA氏の嫁(ぉぃ)の主人公とB氏の嫁の主人公が出会う、というのも、一応、不可能ではないことになるんだ…(^^; いや、カオスの度合いが過ぎますが、一応。世の中にはそんな感じの物語すらも存在するってことで。…………全うに行っても、輪廻転生論(仏教がらみ)の亜流の亜流くらいには、同一の魂が同じ時間に転生する場合もある、というのが……教義としてすらあった気がします…(教義なのか単なるお話なのか、ちょっと自信ないですが)
Posted by りゅーま at 2013年05月21日 23:04
藤子不二雄のSF、いいですよね〜。
あれはどれもなるほどと思う説得力がありますし、ドラえもん長編も10作目ぐらいまでが好きです。なのでどれがどれを言ってるか、よくわかりました(笑)
藤子不二雄のSFって、「すこし(S)不思議(F)な物語」だってどっかに書いてあったけど、ほんとに言い得て妙って言うか、世界に誇る素晴らしい漫画家だったな、とおもいます〜
ちなみに短編では、あれが好きです。
宇宙で不時着して、氷で宇宙船を直して戻る話。

ツッコミはりゅーまさんの記事にしたつもりはなく、常々不思議に思ってたというだけで、むしろ私が突っ込みたかったのはJINのタイムワープかも。
面白くて見てたのに、最後のパラレルの説明がむちゃくちゃで、そりゃないだろ、と。(笑)

生意気に感じたらごめんなさ〜い(>_<)
Posted by ふじ at 2013年05月22日 02:02
申し訳ないことに、JINは本屋さんでタイトルよく見るなぁ、程度だったんですが。

とにかく、同級の友人に「ネット世界じゃ文章長すぎ!」と言われる物体、読んでいただけるだけでもありがたく。

本格的にやると、それだけで1大研究になる話題なのでなるべくソフトタッチに、もう一回だけ続きやってみます〜。

異色短編集の方は全4巻、持ってるので、ああ、あれか、って解ります(^^;

しかし、手抜きしようとすると余計に文章長くなるってどーなんでしょ、自分orz

コメントと補足、ありがとうございました。
異色SF短編知ってる仲間さんも嬉しいですv(なんかのテレビで「実はこんな話も!」って取り上げられてて、逆にショックだった、っていう……(^^;)
Posted by りゅーま at 2013年05月22日 07:39
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